GI値とは?ダイエットが上手くいかない原因!?
『GI値』と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?
数年前に流行った低インスリンダイエットで注目されたのですが、イマイチこのGI値についてよくわからないまま試してダイエットをして失敗してしまった方も多いのではないでしょうか?
この記事では聞いたことはあるけど、よくわからないGI値について書いていきたいと思います。
これを読めばきっとあなたのダイエットにも活かせるはずですので、よかったら最後までお付き合いください!
- GI値とは?
- なぜGI値がダイエットに重要なのか?
- GI値を気にしたダイエットで失敗する理由
- 結局低インスリンダイエットでは痩せないの?
- ダイエットはGI値よりもカロリー計算をベースに
- 低GI値の食品を見分ける簡単な方法
- まとめ
GI値とは?
GI値 = グリセミック・インデックス(Glycemic Index)
と言い、食品に含まれる糖質の吸収度合いを数値化したモノで、僕たちのエネルギー源であるグルコース(ブドウ糖)を100としたときの吸収度合いによって数値に換算した値になります。
つまり食べ物を摂取したとき身体にどれくらいのスピードで吸収されるのかを数値化したものであり、数値が高いほど血糖値が急激に上がりやすいということになります!
ここで一つ注意点ですが、数値が低くてもエネルギーが吸収されないというわけではないので、勘違いしないように注意してください!
なぜGI値がダイエットに重要なのか?
ではなぜこのGI値がダイエットにとって重要なのでしょう?
簡単に説明するとGI値が高いと身体に脂肪を溜め込みやすい状態になってしまうからなのです!
つまり、GI値が高い=血糖値の急激に上昇してしまう
そのため、血糖値を下げようとしてインスリンが大量に分泌してしまい、結果として糖質を身体に吸収しやすい状態になってしまうのです。
つまり逆に言えば低GI値の食品を摂取することで、血糖値の急激な上昇を抑えることができる為、ムダな体脂肪を溜め込むリスクを減らすことができるということになります!
GI値を気にしたダイエットで失敗する理由
低GIの食品を食べることで体脂肪を溜め込みにくくなるのはわかったかと思いますが、GI値だけを気にしているとダイエット失敗の原因にもなります。
それは、食べ過ぎてメンテナンスカロリーをオーバーしてしまうことです!
つまり、いくら体脂肪を溜め込みにくい食品を食べたところで、消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多くなってしまっては元も子もないので、注意してください!
↓↓↓メンテナンスカロリーについて詳しくはコチラ↓↓↓
結局低インスリンダイエットでは痩せないの?
では『低インスリンダイエットは痩せないのか?』と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません!
メンテナンスカロリーと摂取カロリーをしっかりと把握したうえで低GI食品を食べるようにすればカロリー制限のみのダイエットより痩せやすくなります!
しかも低GI食品は食物繊維の含有量が多い食品の割合が高いので、ダイエット以外にも恩恵を受けられるのもメリットになります!
ダイエットはGI値よりもカロリー計算をベースに
ダイエットは低GI食品の摂取を最優先にするのではなく、カロリー計算をあくまでベースに考えてするようにしましょう!
消費カロリーと摂取カロリーの収支を間違ってしまえばいくら低GI値の食品を食べたところで太る原因になってしまいます。
つまり最優先すべきは自分が1日に消費するカロリーよりも摂取カロリーを抑えるということ!
そして三大栄養素である【炭水化物】・【タンパク質】・【脂質】のバランスに気をつけて食事をすることです!
GI値に関してはあくまで参考程度に考えていた方がダイエットの成功する確率は高いと思います。
低GI値の食品を見分ける簡単な方法
GI値が70以下の中GI値食品や40以下の低GI食品を見分ける方法として
①野菜などの食物繊維を含んでいる食品
②糖質以外にタンパク質など他の栄養素も含んでいる食品
簡単に説明するとこの2点になります。
低GI値の食品を見分ける方法① 食物繊維
野菜などの食物繊維を含んでいる食品は低GI値のものが多くなります。
食物繊維には不溶性と水溶性の2種類あるのですが、どちらも糖質の吸収を緩やかにする効果を持っています。
野菜であれば全て大丈夫かというと、例外的にじゃがいものGI値は90と高GI食材になりますので注意が必要になります。
しかし、じゃがいもは温かい状態から冷えた状態になるとデンプン質が変化し、レジスタントスターチ(難消化性デンプン)という食物繊維のような物質に変化するため、糖質の吸収を阻害してくれます。
したがって血糖値の上昇ももゆるやかになることから、GI値も低くなると考えられています。
低GI値の食品を見分ける方法② タンパク質
2つ目としてはタンパク質を含んでいるかどうかになります。
このタンパク質に関しても食物繊維と考え方は近いのですが、タンパク質はどうしても消化分解に時間がかかってしまうため、必然的に小腸までたどり着く時間が遅くなってしまいます。
その為、同じようなカロリーだとしても自然と低GI値になりやすい傾向にあるのです。
もちろんタンパク質にはそれ以外にもダイエットにもたらす効果はありますが、その点に関しては簡単にまとめてあるのでこちらの記事を確認してみてください。
↓↓↓タンパク質についてはコチラ↓↓↓
↓↓↓低GI値の食品が気になる方はコチラ↓↓↓
主婦の友社
売り上げランキング: 324,890
西東社
売り上げランキング: 425,173
まとめ
GI値=グリセミックインデックスの低い食品をダイエットに取り入れることは効果が高いと言えますが、GI値を優先したダイエットでは失敗する可能性が高いので注意が必要です!
ダイエットの基本であるカロリー収支を把握し、その上で低GI食品を摂取するように心がけてみてください!
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!
この記事がいいなと思ったり参考になったと思ったりしたら☆をポチッとしていただくか
読者になっていただけると
モチベーションが上がりますのでぜひぜひよろしくお願いします(^-^)