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【オメガ3】クリルオイルとは??フィッシュオイルよりも優秀!?

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以前不飽和脂肪酸についてはご紹介させていただきましたが、その中でもオメガ3であるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が身体に対して非常に優れた効果を持っていることはご紹介させていただきました。

そして新型オメガ3と呼ばれているクリルオイルをご存知でしょうか?

今回はそのクリルオイルについてシェアしていきたいと思いますので、よかったら最後までお付き合いください!

不飽和脂肪酸の効果とデメリットについてはコチラ

【オメガ3】クリルオイルとは?

そもそもクリルオイルとはフィッシュオイル同様のオメガ3になります。

ではクリルオイルの【クリル】とはなんなのかというとオキアミになります。

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見た目はエビに似ていますが、実際にはエビと異なりプランクトンの一種となります。

実は地球上最大の生物であるシロナガスクジラの食糧でもあります!

シロナガスクジラのあれだけ大きな体もオキアミの力によって支えられていると思うとすごいパワーですよね!!

クリルオイルがフィッシュオイルよりも優れている理由

同じオメガ3であるクリルオイルとフィッシュオイルですが、実際クリルオイルはフィッシュオイルと比べてどこが優れている点なのでしょう?

クリルオイルが優れている理由① 吸収効率が高い

一般的なオメガ3であるフィッシュオイルは『トリグリセリド結合型』と呼ばれ、水になじみにくいため吸収するまでに胆汁や膵液などで乳化しなければならないという特徴を持っています。

しかし、クリルオイルに関しては『リン脂質結合型』という性質になり、水や油になじみやすい性質であるため胆汁や膵液などの助けを借りなくても吸収されやすい状態になるまでのプロセスが短くて済むのです。

人間の身体の約70%が水分ということを考えると納得ですよね!!

クリルオイルが優れている理由② 酸化しにくい

このクリルオイルに関してはフィッシュオイルと違いアスタキサンチンが含まれています。

このアスタキサンチンは人間の体内に入ると活性酸素を除去してくれる抗酸化作用をもたらしてくれるのですが、この抗酸化作用はオメガ3自身に対しても効果が発揮されているというわけです。

もともとオメガ3自体酸化しやすい物質で、体内に取り込もうとしても体内の活性酸素などで傷つけられてしまいます。

しかしビタミンEの約1000倍とも言われているアスタキサンチンのおかげで酸化するのを防いでくれる効果があるのです。

ちなみにクリルオイルがフィッシュオイルと違いオレンジや赤い色をしているのはこのアスタキサンチンのせいでもあります。

 

   

クリルオイルが優れている理由③ 魚臭くない

フィッシュオイルを摂取した方であればご存知だとは思いますが、モノによってはすごく生臭く感じたり、魚独特の臭いを感じてしまった方もいらっしゃると思います。

これも理由②の【酸化しにくい】部分と共通してくるのですが、アスタキサンチンのおかげで酸化が予防できた為、独特の魚臭を抑えられたという部分が大きいと思います。

これまで臭いがきつくて苦手だったという方はぜひクリルオイルを試してみてください!

クリルオイルが優れている理由④ コレステロールの値の正常化

クリルオイルとフィッシュオイルは同じオメガ3ですが、コレステロールの値を正常化させる効果もクリルオイルの方が高いようで、血中のHDL(善玉コレステロール)の値を上昇させ、LDL(悪玉コレステロール)の値を下げたという実験結果も出ています。

これもやはり吸収効率の差がこういった結果をもたらしたものだといえます。

 

クリルオイルのデメリット

ここまでフィッシュオイルに対してのデメリットはやはりコストが高いという部分になります。

僕がよく使っているサプリメントメーカー【Now Foods】のウルトラオメガ3とクリルオイルを比較すると約4,500円もコストが高くなってしまいます。

ちなみに1粒当たりで計算すると

ウルトラオメガ3:14.3円

ネプチューンクリルオイル:59円

と、約4倍もの値段になるので、そこまでサプリにコストはかけられないという方であればフィッシュオイルを選択しましょう!