筋肉にも記憶がある!?マッスルメモリーとは?
『昔はバッキバキで腹筋もシックスパックに割れてたんだけど、今となってはポヨポヨのお腹で…
これから腹筋してもあの頃には戻らないんだろうなー…』
と考えている方が多いと思いますが、実はそんなことはないんです!
あなたの筋肉はあの頃の筋肉を覚えているから今から筋トレをやっても遅くない!!
と言うわけで、今回は【マッスルメモリー】について書いていきたいと思いますので、今回もよかったら最後までお付き合いください!
- マッスルメモリーとは?
- マッスルメモリーの仕組みを説明する前に…
- マッスルメモリーの仕組みとは?
- マッスルメモリーの効果で筋肉を以前より大きくする効果もある!?
- マッスルメモリーはいつまで有効??
- まとめ
マッスルメモリーとは?
マッスルメモリーとはその名前の通り
筋肉の記憶 になります。
人間の記憶は思い出せますが、実は筋肉にも昔の記憶が残っていてあのムキムキだった頃の筋肉を比較的早く取り戻せるというとっても便利な筋肉に元々備わった機能になります!
つまりあの頃の努力がムダにならないって事!!
やっぱり努力は裏切らないって本当ですよねーー!!
マッスルメモリーの仕組みを説明する前に…
では、そんなあのときの努力を再び輝かせてくれるマッスルメモリーですが、その仕組みとはどういったものなのでしょう?
まずそれを説明するには筋肉が発達する仕組みから説明する必要があります。
筋肉が発達する仕組みとは?
そもそも筋肉が発達する仕組みとは、筋肉に大きな刺激を入れることでこれまでの筋肉よりもさらに強い筋肉に成長するというのが一般的に言われている筋肉が発達仕組みになります。
骨折などで折れた骨の部分が強くなると言われているのと同じような事になりますね!
筋肉が成長するには限界がある!?
筋肉に強い刺激を加えることで筋肉が成長すると言いましたが、成長・発達するには実は限界があります。
筋肉というのは実は単純なタンパク質でできた肉の塊というわけではなく、複雑な筋肉細胞から成り立っており、その筋肉細胞はたくさんの『核』から構成されています。
実はこの核が筋肉細胞を支配しており、筋トレをして強い刺激が入るとその核が筋肉細胞を大きくしています。
しかし、1つの核が筋肉細胞に与える影響の範囲は限られたモノであり、一定の体積以上には筋肉を大きくすることができません。
筋肉の成長限界を迎えたらどうなる?
ではその筋肉の成長限界を迎えたらいったいどうなるのでしょう!?
実は今度はその『核』自体が増殖していくのです!
そうすることでさらにその核が支配する領域を増やしていき筋肉を発達させていくという仕組みになります。
ただし、この核というのは簡単に増えるものではなく、学生時代の部活など何年間にも渡ってトレーニングを継続していたような場合にのみこの『核』は増殖するので、週1回程度の軽い運動程度では増えるモノではありませんので、ご注意ください!
マッスルメモリーの仕組みとは?
つまりマッスルメモリーとは、この筋肉細胞の核を増やしておくことで時間が経った後に筋トレを再開しても、この核が働いて筋肉が発達する刺激を身体に与え発達しやすい状態になっているということになります。
時間が経つことで筋肉繊維は萎縮していきますが、この増殖した『核』自体は減少することがなく長期間に渡って残り続けるということが2010年に行われた研究によって証明されています。
マッスルメモリーの効果で筋肉を以前より大きくする効果もある!?
実はこのマッスルメモリーの効果で筋肉が以前よりも大きくなるという研究結果がイギリスの4つの大学で行われた共同研究によって発表されています!
筋トレ未経験の男性に約2ヶ月間週3回のトレーニングを継続して行ったあと、同じように2ヶ月間のインターバルを置いたところ、筋肉はトレーニング前の元通りに戻ってしまったのですが、その後トレーニングを再開したところ元通りに筋肉が戻っただけでなく、最初のトレーニング時よりもさらに筋肉を増やすことができたのです!
マッスルメモリーはいつまで有効??
それではこのマッスルメモリーはどれくらいの期間有効なのでしょうか?
それは…
実はまだ正確な期間は証明されていませんが、約10年間は有効だと言われています。
ただし、この10年というのはあくまで目安なので
『前にトレーニングしていたのが10年以上前だからやっても意味がない…』
というわけではなく、思い立ったならすぐ行動に移してマッスルメモリーを逃がさないようにしてください!
まとめ
継続してトレーニングをすることは重要ですが、ある程度休養を挟むことでさらに筋肉を成長させることが可能かもしれないマッスルメモリーの説明はいかがでしたでしょうか?
あなたの中にも筋肉の記憶『マッスルメモリー』は残っているかもしれませんので、ぜひあの頃の筋肉を忘れない内にトレーニングを再開してみてください!!
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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